2004年7月15日

【報道用資料】  

本資料は7月13日に米国およびフランスにて発表された内容の抄訳です。

ユーロコプタが、次世代ヘリコプタの フライト・ディスプレイ・システムにウインドリバープラットフォームを選択

 

  • Wind River Platform for Safety Critical が、最先端の航空電子システムの
    デバイス・ソフトウェア基盤にDO-178BレベルA認定に適合した航空電子システムを成功裏に実現

2004年7月13日、カリフォルニア州アラメダ、パリ発 DSO(Device Software Optimization)-スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化-をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社 (本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場:WIND、以下ウインドリバー)は、本日、ユーロコプタの新型ヘリコプタに、Wind River Platform for Safety Critical が採用されたことを発表しました。

ユーロコプタは、欧州最大かつ世界第2位の航空機会社EADSの子会社で、新型ヘリコプタの Super Puma EC 225 及び Cougar EC 725 を設計しています。今回はこれらのヘリコプタのフライト・ディスプレイ・システムに、Wind River Platform for Safety Critical が、ソフトウェア・プラットフォームとして採用されました。Wind River Platform for Safety Critical は、これらのヘリコプタのフライト・ディスプレイ・システムのデバイス・ソフトウェア基盤として採用されました。Wind River Platform for Safety Critical は、国際的に認められている安全規格のDO-178Bに認証された VxWorksリアルタイムOSとソフト開発ツール郡から構成される、ソフトウエア統合開発プラットフォーム製品です。ユーロコプタはまた、このほどウインドリバーとグローバル・エンタープライズ・ライセンス契約を締結しました。これにより、このソフトウェア統合開発プラットフォームを企業全体でグローバルに使用できることになります。

ユーロコプタの設計部門 システム・アーキテクチャ部長 マルク・アカシュ氏は、次のように語っています。「ウインドリバーは、ユーロコプタの設計陣と開発および認定審査プロセスを通じて密接に協業し、ユーロコプタの新しいフライト・ディスプレイ・システムの安全性、セキュリティ、信頼性の最適化について大きく貢献してくれました。ウインドリバーのテクノロジーと専門的知識は、安全性が極めて重要なシステムを、すばやく国際標準に導いてくれました。わたしたちは、ウインドリバーをこのプロジェクトで選択することにより、これらのミッション・クリティカルなシステムを構築し、認定を得るために必要な基盤を全て獲得することができました」

Super Puma EC 225 は民間用の次世代ヘリコプタで、Cougar EC 725 は軍用に特化して設計されたヘリコプタです。ユーロコプタは1999年に、WindRiver Platform for Safety Critical を採用して、これらのフライト・ディスプレイ・システムの開発を始め、2004年夏にDO-178BレベルAの認定審査を完了する予定です。ユーロコプタは、航空機と国防産業におけるウインドリバーの専門知識および信頼性が実証済のテクノロジーにより、故障やシステム障害を回避するための厳しい仕様に適合することができました。

ウインドリバー チーフ・マーケティング・オフィサ ディブ・フレイザーは、次のように語りました。「ウインドリバーは航空機と国防産業向けの商用テクノロジーのリーディングプロバイダです。DO-178BレベルAのような安全性を重視した認定が要求される領域では、とりわけ実績があります。実証済の技術基盤と認証実績がある Wind River Platform for Safety Critical によって、お客様は以前より高速で信頼性が高い優れた製品を、低コストで開発することができます」

<DO-178レベルAについて>

DO-178Bは、非営利団体の RTCA(Radio Technical Commission for Aeronautics: 航空学無線技術委員会)が制定し、国際的に認められた規格で、飛行システムと飛行装置に対する66項目のソフトウェア認定安全目標から成ります。DO-178B規格には5段階の認定レベルがあり、航空機の安全性を保証する最も厳しいレベル A から最も低いレベル E まで分かれています。

<ユーロコプタについて>

フランス、ドイツ、スペインのヘリコプタ事業から1992年に生まれたユーロコプタ・グループは、航空機産業の世界のトップ3の1社であるEADSが全て保有する子会社で、11,000人を雇用しています。ユーロコプタは世界に16の子会社がある多国籍企業で、ディストリビュータと認定代理店のネットワークを形成しています。ユーロコプタのヘリコプタは、133ヶ国で2,350社の顧客企業により、世界シェアの30%に相当する約9,500台が採用されています。ユーロコプタは、民間用と軍用のヘリコプタについて最も幅広い機種を提供しています。このグループの2003年の売上は4%増の26億1千万ユーロでした。新しいヘリコプタの出荷実績では、ユーロコプタは民間用と軍用で45%、準公共市場で53%の世界シェアがあり、世界市場をリードするヘリコプタ・メーカーとしての地位を確立しています。

Wind River および ウインドリバー株式会社について
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、デバイスに搭載するソフトウェアをより高い品質、信頼性のさらなる向上をリーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Platform は、コアとなるOSに、それぞれの市場に特化したミドルウェアをインテグレーションし、豊富な開発ツール群やサービスの要素とともにパッケージとして提供しています。ウインドリバー製品および、開発受託やコンサルティングなどを提供するプロフェッショナル・サービスは、デジタルコンシューマ機器、ネットワーク機器、自動車、FA、および航空宇宙/防衛を含む複数の市場で利用されています。ウインドリバーは、お客さまが市場で優位に立つ製品を最も効果的に開発できるように、テクノロジーと専門知識と経験を高度に統合して提供することができる企業です。ウインドリバーは、世界中のお客さまが最も信頼性が高い製品を迅速に市場にお届けするのを支援しています。設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。

登録商標:
※Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。


<お問い合わせ先>
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
セールス&マーケティング本部 マーケティングコミュニケーション部
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