デバイスライフサイクルの最適化
デバイスのOEMメーカーはどこも、デバイスの品質を向上させ、サポート費用を最小限に抑え、製品が収益を生む期間を長くすることが求められています。デバイス開発にはいずれにせよ数ヶ月から1年の時間がかかる一方で、配備済みデバイスは15年以上にわたって使用される可能性があります。デバイスメーカーとしては、デバイスが使われ続けている限り、そのサポートに責任を負わなければなりません。こうした一連の作業を効率的に行うために欠かせないのが、開発、テスト、フィールドの各エンジニア間の情報の流れを最適化して、運用効率の最大化、人的資源の最適配備、顧客満足の向上の実現に貢献する強力なツールセットです。開発、ランタイム、管理のプラットフォームを統合して、企業全体にわたる標準化を実現することが要求されているのです。
DSOを実現し、デバイスソフトウェアの管理を効率的に行うためには、以下のような課題をクリアできなければなりません。
- テストの効率化、開発のスピードアップ、解決までの平均時間を短縮する
- 各職務を担当する全チームがツールと情報を活用しながら、共通のランタイムとツールによって複数の製品ラインのテストとサポートを実施する
- テスト容易性とサポータビリティを設計に盛り込み、メーカーとデバイス間のソフトウェアによる遠隔接続を実現する
- 製品ライフサイクル全体にわたってDSOのもつメリットを実現し、パフォーマンスや信頼性の向上とリスク減少を確保する
デバイスライフサイクル全体を見据えたウインドリバーのデバイス管理
ウインドリバーのツールの活用範囲は、開発段階だけにとどまりません。実際のところ、ウインドリバーはソフトウェアに関して全体論的視点を持つ限られた企業のひとつなのです。オープンソースのOSから極めてセキュアで広く認証された独自のリアルタイムOSまで幅広い選択肢を取り揃え、現在では、デバイス管理をトータルソリューションとして提供しています。
ウインドリバーのデバイス管理は、開発、ランタイム、管理のプラットフォームを統合化することにより、企業全体にわたって標準化を実現する唯一のソリューションです。ウインドリバーの相互接続型テクノロジのポートフォリオを利用すれば、開発中や配備後のデバイスに関するリアルタイムデータを収集して分析でき、開発者は、実行中のシステムの不具合を迅速かつ正確に診断し修復することが可能になります。ウインドリバーのソリューションは、DSOの理念に準拠したものであり、付加価値の高いデバイスソフトウェアに焦点を合わせており、デバイス診断に関与するすべてのエンジニアリングチームに対し、場当たり的な対応に留まらない強力なツールを提供します。さらに、データ交換を効率化しますので、データ変換ツールをカスタム開発する必要性がなくなります。実際、ウインドリバーのツールによって、開発チームとサポートチームとの協力体制のあり方は大きく変わりつつあります。つまり、共通のツールと情報が各職務を担当する全チームで活用されるようになるという状況が全社規模で実現することになるのです。
さらに、遠隔診断ソリューションを使用すれば、テスト容易性とサポータビリティを設計段階から盛り込むことができます。また、ウインドリバー独自のセンサーポイントテクノロジを使用すれば、稼働中のシステムの動的な計測が可能となります。