スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化:市場競争の変遷と競争に勝ち抜く方法
デバイスメーカーを取り巻く市場競争は変化しています。現在は、ハードウェアではなくソフトウェアで差別化を図る時代です。デバイス開発では、この2、3年で根本的な変化が起こり、デバイスソフトウェアを開発する方法‐使用する方法論、ツール、ソフトウェアプラットフォーム‐が変わりました。ウインドリバーは、お客様が新しい、または進化し続けるデバイス要件と激しい競争にさらされていることを理解しています。
デバイスの面では、ますます進む複雑さ、集約するテクノロジ、および複数の接続方法が課題となっています。同様に大変なのは、お客様がさらされている、競争性のある国際的な圧力、つまり、製品のコモディティ化、製品サイクルと製品投入までの期間短縮、そしてますます厳しくなる顧客要求です。個別の製品およびサービスオファー以上のソリューション、デバイスソフトウェアの開発、実行、および管理に役立つソリューション、つまり、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)が必要です。
DSOの定義
DSOは、企業が、より迅速、適切、低コスト、確実にデバイスソフトウェアを開発、実行、および管理するための方法論です。多くの企業がデバイスソフトウェアを開発するためのソリューションを提供していますが、一般的にはデバイスソフトウェアを調整、配備、管理、または維持する手段が提供されるだけで、これらが1つの包括的なソリューションにまとめられているわけではありません。ウインドリバーの基準では、これは残念ながらDSOとはいえません。ウインドリバーでは、「スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化」というコンセプトについての検討を25年以上前に始めております。DSOはウインドリバーが提唱した造語です。
ウインドリバー独自の視点を前提とすると、お客様が関心を持っているDSO原則は以下の4つです。
- 標準化: 標準規格がなければ、ソフトウェアを再利用できません。この新しいモデルでは、拡張と再利用が可能なプログラムが必須だとウインドリバーは考えています。また、プログラムは、企業全体の複数のプロジェクトやプログラムにわたって再利用可能でなければなりません。
- 選択と柔軟性: DSOソリューションでは、オープンソーステクノロジに加えて、オープン標準に重点を置かなくてはなりません。この両方を採用することで、選択と柔軟性を獲得することができ、1社のベンダソリューションに固定化されることがなくなります。
- 提携:完全なソリューションを提供できるベンダは、まずありません。重要なのは、基板メーカー、半導体製造ベンダ、ツール、サービス、及びランタイムソフトウェアテクノロジ関係の主要企業を含む世界規模のパートナーエコシステムを持つベンダと協業することです。そうすることで関係するすべてのパートナーが、お客様の製品に付加価値を与え、機能やビジネス戦略をサポートできます。
- グローバルなベストプラクティス:ベストプラクティスによって、DSOソリューション全体がまとまります。ウインドリバーは、包括的なサービス、サポート、およびトレーニングも不可欠であると考えています。