コース内容
VxWorks6.x SMP(Symmetric Multiprocessing)コースは並列設計のテクニックを使用してアプリケーション性能を最適化する方法を学ぶコースです。並列設計へマイグレーションする際の問題は様々ですが、VxWorksSMPアプリケーションの作成、マイグレーション方法に特化して修得することができます。
コース修得
このコースを修得すると以下の内容が可能になります。
- マルチコアプロセッサアーキテクチャーの理解
- マルチコアとマルチプロセス間環境の見極め
- デバッグツールを使ってコンカレンシーの解析
- VxWorks SMPシステムのコンフィギュレーションの理解
- VxWorks SMPへのマイグレーション用コード修正を分析
- VxWorks APIを使って並列アルゴリズムを実行
- システムAPIを使ってランタイム解析を実行
サポート製品
- VxWorks 6.7
- Wind River Workbench 3.1
受講対象者
- アプリケーションエンジニア
- システム インテグレータやアーキテクト
コース構成
- この2日間のコースは集合トレーニングでレクチャー形式とアプリケーションをマスターできるハンズオンのラボ形式で行われます。
- 受講者はウインドリバーのエキスパートなインストラクターから個別にアドバイスを受けることができます。
- 受講者は最も一般的な使用方法でWorkbench環境を使いこなすことができるようになります。
- 具体的な質問にそって講義します。
受講すると得られるスキル
マルチコアプロセッサアーキテクチャーの理解
- マルチコアvs. マルチプロセッシング
- SMP vs. AMP
- SMP 基礎コンセプト
- SMP パフォーマンス
コード解析を実行
- 並列デザインと実行
デバッグツールを使って解析
- マルチコンテキストデバッグ
- ライブロックデバッグ
VxWorks SMPシステムコンフィギュレーションの理解
マイグレーション用コード変更を解析
- SMPに相応しくないAPIs
- 新 SMP APIs
VxWorks APIを使って並列アルゴリズムを実施
- スピンロック、セマフォ、割り込みの使い方
- POSIXとVxWorksとの比較
システムAPI のランタイム解析
- Performance Profiler
- System Viewer
講義内容
関連コース
講義内容
1日目
SMPイントロダクション
- マルチコアとマルチプロセッシングヒストリーのイントロダクション
- SMPイントロダクション
- その他のマルチコア コンフィギュレーション
- 用語と略語
VxWorks SMPアーキテクチャ
- SMPアーキテクチャ概要
- CacheとCache Coherence
- シーケンシャルなメモリモデル
- 相互排除
- スピンロックとデッドロック
- メモリ バリア
- 開発に挑戦
VxWorks SMPコンフィギュレーション
- VxWorks SMPコンフィギュレーション
- 必要なソフトウェアとハードウェア
- BSP
- VxWorks SMPコンフィギュレーション 実習
2日目
VxWorks SMPプログラミング
- スピンロック
- セマフォーのReadとWrite
- CPU Affinity
- Interrupt CPU Affinity
- アトミックメモリの動作
- メモリバリア
- CPU情報と管理
- ユニプロセッサとの不一致
- データ同期 実習
- 暗黙の同期 実習
デバッグと解析ツール
- マルチコアデバッグ概要
- ブレイクポイント
- マルチプルコンテキストデバッグ
- On-Chipデバッグツール
- Run-Time解析ツール
- VxWorksシミュレータ (VxSim)
- WDBとカーネルシェルデバッグ
- SMPデバッガ 実習
ソフトウェア並列化のイントロダクション
- SMP制限
- 並列ソフトウェアデザイン
- Threading
- 並列プログラミングモデルを実行
- 例題
ユニプロセッサからSMPへマイグレーション
- マイグレーション ガイドライン
- 3段階マイグレーションプラン
- SMP 最適化
- Pthreads
- SMP パフォーマンス計測