コース内容
VxWorks6.xとWorkbenchマスターコースは短期間でWorkbenchを使ってリアルタイムアプリケーションの開発に必要な知識を修得できる費用対効果に優れたコースです。
コース修得
このコースを修得すると以下の内容が可能になります。
- カーネルモードやユーザモードにおけるリアルタイムアプリケーションの設計や開発
- WorkbenchやVxWorksを使ってターゲット-ホスト開発環境下でのデバッグ、ビルド、および、リアルタイムアプリケーションのテスト
- リアルタイムシステムを開発するのに必須な技術の修得(リアルタイムマルチタスキング、イベント、セマフォ、割り込み、メモリ、リアルタイムプロセス、例外処理、タイマー処理、エラーマネージメント)
- カーネルシェルを使った効果的なデバッグテクニックの修得
サポート製品
- VxWorks 6.9
- Wind River Workbench 3.3
- 近日リリース予定の製品
受講対象者
- Workbench VxWorks6.xを60日以内に受け取る予定の方
- Workbench VxWorks6.xで開発されておられる方
- 既にウインドリバー製品を使っているプロジェクトに新たに参加される方
- VxWorksの技術を評価したいシニアエンジニアの方
コース構成
- この4日間のコースは集合トレーニングでレクチャー形式とアプリケーションをマスターできるハンズオンのラボ形式で行われます。
- 受講者はウインドリバーのエキスパートなインストラクターから個別にアドバイスを受けることができます。
- 受講者は最も一般的な使用方法でWorkbench環境を使いこなすことができるようになります。
- 具体的な質問にそって講義します。
受講すると得られるスキル
VxWorks リアルタイムシステムのビルドとコンフィギュレーション
- General Purpose Platform – コンポーネント概要
- クロス開発環境のセットアップ
- アプリケーション開発パースペクティブの使用
- 各プロジェクト管理
- アプリケーションのビルド
リアルタイムアプリケーションのデバッグと解析
- ターゲットと接続してホストシェルインタープリタを使用する
- 組み込みデバッグパースペクティブを使ってアプリケーションをデバッグ
- アプリケーションの解析にSystem Viewerを使用する
- Error の探知とレポート機能
リアルタイムアプリケーションの設計とためのVxWorks APIの利用
- リアルタイム プロセッサ プログラミングモデルを使用する
- マルチタスキング環境の概要
- タスクAPIの使用方法
- 同期機能のソリューション
- 共有資源の保護
- タスク間通信
- 基本メモリ管理
- 例外処理
- 割り込み処理
- 周期コード実行用タイマー
講義内容
1日目
コースの開始にあたって
- 製品概要
- Workbench 3.3特長
- プロダクトデリバリ、インストレーション、ライセンシング
- サポートホスト
- VxWorks 6.9特長
VxWorks Simulatorを使う
- 製品概要
- VxSimの概要
- リモート・システム・ターゲットサーバ接続
- VxWorks Simulator設定
- VxSimと接続
- Wind Debug Agent (WDB)
Workbenchを使ってプロジェクト管理
- VxWorks プロジェクトイントロダクション
- プロジェクトエクスプロラー 概略
- アプリケーションプロジェクト
- ビルド設定
- プロジェクト管理 実習
VxWorks Source Builds (VSBs)
- VxWorksプロジェクトとVSBsの目的に関するイントロダクション
- Workbench Projects
- コマンドラインでの使用方法
- VSBのオプション、プロジェクトとVxWorksビルド
- VSB 実習
VxWorksシェルを使う
- VxWorksシェルの概要
- ホストシェルとシェル インタープリター(実習)
- カーネルシェル
- ホストシェル 実習
2日目
デバッグ
- デバッガ
- コンフィギュレーション
- GUIと使用方法概要(ブレイクポイント等の設定)
- カーネルスペースとアプリケーション スペースのデバッグ
- デバッグ 実習
ダイナミック printfイベント ポイントの使用方法
- Cやcmdモードでdprintfを使う
- RTP上でdprintfを使う
- Workbenchを使ってdprintfを実行
- dprintf 実習
System Viewer
- System Viewer
- System Viewerコンフィギュレーションとログ説明
- トリガリング
- ユーザーイベント
- System Viewer 実習
3日目
リアルタイム マルチタスキング
- マルチタスキング環境概要
- タスクの生成と削除
- その他のタスクAPI(taskDeolay(),Task Variable,Task Hooks,etc)
- System Tasks
- リアルタイム マルチタスキング 実習
VxWorks Events
- Event Register
- タスクの同期
- イベント 実習
セマフォ
- セマフォと同期 実習
- 排他制御セマフォ
intertask通信
- 共有メモリ
- メッセージキュー
- パイプ
- intertask通信 実習
メモリ(実習)
- メモリアロケーション
- メモリパーティーション
4日目
Real-Time Processes (RTPs)
- RTP File作成
- アプリケーションのスタート
- 共有データの使用法とライブラリの使用法
- リアルタイム プロセス 実習
オーバラップ RTP仮想メモリ
- RTP 仮想メモリ モデル
- RTP Code Regions
- VxWorksコンフィギュレーション
- 特定RTP Code Regions
- リンクRTPのビルド
- メモリ 実習
実行、割り込み、タイマー
- Exceptions
- シグナルを使ったハードウェアException Fatal エラーからのリカバー
- 割り込み フロー例
- ISR Stack、ISR Restrictions
- タイマー
- ウォッチドッグ インタフェースとポーリング
- 高速時のポーリング用外部クロック
- Exceptions、割り込み、タイマー 実習
エラーマネージメント
- Error Reporting Framework
- Persistent Memory
- Error Records
- Error Detection and Reporting Configuration
- Error Detection and Reporting 実習