製品コンセプト
増大するネットワークトラフィックを強みに変える
現在ネットワークに接続されたデバイスは、数10億台に上ります。通信機能が携帯電話やタブレット以外に急速に広がるなか、その数は今後数年間で3倍、4倍ともなる見込みです。この増加が既存のインフラに与える影響は、機器メーカーと通信事業者のどちらにも重大な課題を生みます。というのも、ネット接続デバイスの急増で発生する大量のトラフィックは、ネットワークをダウンさせるおそれがあるからです。ネットワーク利用需要の増大に伴い、価値を高め、セキュリティを強化し、QoE(ユーザー体感品質)を向上するための新たなサービスが必要になります。
Wind River® Intelligent Network Platformは、ネットワークトラフィック/アプリケーションの高速化、解析、セキュリティを実現する、高パフォーマンスで高価値な製品の開発を可能にします。最適化された統合ソフトウェアシステムであり、重要なランタイムコンポネントと、インテリジェントなネットワーク要素の構築に必要なライフサイクル開発ツールから構成されています。
製品概要
Wind River Intelligent Network Platformは、より高速、スマート、安全な製品を構築するために、最大限の拡張性と柔軟性を提供するように設計されています。管理プレーンとデータプレーンが統合されたシステムに、高パフォーマンスでインテリジェントなネットワークアプリケーションを設計するための主要なソフトウェアコンポネントが一体化されています。プラットフォーム全体をそのまま利用できるほか、個々のコンポネントを既存の社内テクノロジと交換したり、拡張することも可能です。以下を提供します。
パフォーマンス
高度なマルチコアテクノロジがネットワーク全体に広がるなか、真のパフォーマンス性能を引き出すには、インテリジェントなソフトウェアを最新のハードウェアプラットフォーム向けに最適化するしかありません。Wind River Intelligent Network Platformは、インテルの通信プラットフォームをはじめ、主要マルチコアプロセッサを最大限に利用します。以下のパフォーマンスを向上できます。
- IP転送、UDP、TCPの飛躍的なパフォーマンス向上
- パターンマッチングの遅延の低減
- データプレーンのネットワークアプリケーションの遅延を大幅に短縮
上記のベンチマークは、レイヤ3の転送処理(左側)とレイヤ4のUDPの終了処理(右側)における、ネイティブLinuxとWind River Application Acceleration Engineのスループット性能を比較したものです。どちらの設定でも、10G Ethernet 2ポートと、Sandy Bridgeベースのプラットフォーム搭載4コア上の4ハイパースレッドを使用しています。
ネットワークインテリジェンス
次世代ネットワークを定義するうえで、ソフトウェアは中心的な役割を担います。ソフトウェアにより、ネットワークのパフォーマンスを飛躍的に向上できるばかりか、新しいサービスの提供、セキュリティの強化、従来より更に高い価値の提供を実現するために必要なインテリジェンスを組み込むことが可能です。Wind River Intelligent Network Platformは、以下を実現できます。
- ディープパケットインスペクション(DPI):不正侵入防御といった用途のパターンマッチング
- セキュリティプロトコルのスマートな高速化:セキュアなクラウドやVPNに利用
- システム統合によるコスト削減
 
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