キャリア・グレードLinux 4.0に準拠。製品開発に即利用可能

通信業界は今、大きな変革の時期を迎えています。固定電話会社、ワイヤレス・サービス・プロバイダ、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)、そして、グーグルやマイクロソフトのような新タイプのサービス・プロバイダは、次世代のブロードバンド/ウルトラブロードバンド・アクセスとコアインフラストラクチャーの整備を推進し、積極的にその開発を進めることで、次のような新しいIP通信サービスやアプリケーションをサポートしようとしています。

  • IPテレビ電話(IPTV)
  • 固定電話と携帯電話の融合(FMC)
  • メディアによるファイル共有/ダウンロード
  • マルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)
  • ソーシャル・ネットワーキング/ストリーミング・サービス
  • ローケーション/プレゼンス・ベース・サービス

これらのサービスを提供するアプリケーションは、99.9999%以上の高いサービス稼働率 を保証するキャリア・グレードの信頼性を備えていなければなりません。そして、こうしたアプリケーションの心臓部となるOSに採用されているのが「キャリア・グレードLinux(CGL)」です。

キャリア・グレードLinuxの仕様は、主要なLinux企業、SCOPE Alliance、Linuxコミュニティの代表者によって開発され、Linuxファウンデーションを通じてサポートされています。最新の「CGL 4.0仕様書」は、可用性、クラスタリング、保守性、パフォーマンス、標準準拠、ハードウェア、セキュリティの7つの技術領域に重点を置いた250項目を超える要求事項からなります。各領域は、オープンソース・コミュニティにおいて重視されている要求事項を含んでいます。ウインドリバーは、このCGL仕様書の作成に参加した主要企業の1つであり、今後のバージョンの開発にも積極的に関わっていきます。


Platform for Network Equipment
Wind River Platform for Network Equipmentは、CGL 4.0仕様書に準拠した最初の商用Linuxディストリビューションです。ネットワーク・アプリケーション開発向けとしては、現在これほど先進的で網羅的なキャリア・グレードLinuxディストリビューションは他にありません。バージョン2.6.21のLinuxカーネルをベースにして、CGL 4.0仕様の要求事項とともに、最新のネットワーキングとセキュリティのためのオープンソース・パッケージをサポートしています。さらにPlatform for Network Equipmentは、業界をリードする開発環境「Wind River Workbench」とも完全に統合されています。また、市場の主要なネットワーキング・ハードウェア・ソリューションの多くに対応するボード・サポート・パッケージ(BSP)も提供しています。


多くの企業が採用しているPlatform for Network Equipment
Wind River Platform for Network Equipmentは、数々の先進的機器メーカーやサプライヤーによって採用されています。ノーテル、モトローラ、Airvana、Itatel、アバイアなどティア1またはティア2の主要な通信機器メーカー(TEMS)やネットワーク機器プロバイダ(NEP)が、自社のキャリア・グレードLinux OS のためにPlatform for Network Equipmentを標準採用しています。また、このプラットフォームは、主要なマルチコア・プロセッサ、商用オフ・ザ・シェルフ(COTS)、AdvancedTCA(ATCA) ハードウェア・ソリューション、ソフトウェア・ミドルウェア・システムとの間で事前検証され、統合、最適化されています。統合ソリューションのパートナーエコシステムには、エマソン、コントロン、ラディシス、サン・マイクロシステムズ、Cavium、フリースケール、インテル、エニア、ゴーアヘッド、OpenClovisなどの各社が名を連ねています。